埼玉県の中学校から、体育館のコンクリート打放し仕上げの壁に大きな額縁を造る仕事を依頼されました。
高さは1.6m、幅は4.6mの額縁を、舞台の両側にひとつずつ造りました。
額縁を造るという仕事は、大滝建築事務所も20周年を迎えましたが、始めての仕事でした。
最初の仕事は床に傷を付けないように、養生紙と合板で床の養生です。
高所での作業ですので、仮設の足場を組み立てるのが2番目の仕事です。
障害物をさけ、左右が同じ位置になるように、額縁の取り付け場所を決定しました。
長い脚の三脚に載っているのは、レーザーのレベルです。コンクリートの壁面に正確に墨を出します。
左側が大瀧(弟)、右側が私、大瀧(兄)です。私は現場仕事を手伝うことが多いので、いつもこんな服装です。
打放しということもあり、コンクリートの施工精度がよく、表面の不陸が少なかったので、下地組みはしませんでした。
わすかな不陸調整をしながら、直接、9mm厚のしな合板を、コンクリートの壁面に、両面テープ、コンクリート用ボンド、ビスを併用して取り付けました。
しな合板の四方に額縁を廻します。額縁はひばの無垢材です。絵が引き立つように、こげ茶色の塗装をしました。

左右の取り付けが終わりました。工期は2日でした。高さは1.6m、幅は4.6mの額縁が、丁度いい大きさに感じます。
明日行われる、「3年生を送る会」のための、美術部の作品が貼られました。額縁の高さは、ロールの模造紙の153cmに合わせてあります。
「3年生を送る会」に、私も父兄さんたちと一緒に参加させてもらえるようにお願いしました。