東京都のTさん家族は、ご夫婦と子ども3人の5人家族です。3男のTくんは脳性まひによる起立困難で、屋外では車いすやクラッチを使い、屋内では、いざりや、伝い歩きをしています。
Tくんは12才になって体も大きくなり、お母さんの負担も大きくなり、市の助成制度を利用したリフォームをしました。
今回のリフォームでは、浴室、トイレのバリアフリーをねらいました。
Tさんの住まいは2階に浴室があります。在来工法の浴室は防水のこともあり、ドア下に10cm程の段差がありました。
すのこを敷き込み、この段差をなくしました。すのこは、93cm x 120cmの洗い場に全面に敷き込ましたが、大きさは2等分にして、すのこを取り外しやすくしてあります。
据え置きの浴槽なので、洗い場のタイル面から浴槽縁までの高さが、66cm程あり、またいで浴槽に入るのが困難でした。すのこを敷き込んだので、55cm程とかなり改善されました。
浴槽のふたを閉めている様子です。壁によりかかっているのは、バスボードです。
浴槽のふたを開けて、バスボードをセットしました。またいで浴槽に入るのではなく、いったん、このバスボードに腰を掛けてから浴槽に入ります。
バスボードの奥行きは30cmにすることが多いのですが、手すりを低い位置に付けたので、その手すりの厚さを見込んで40cmとしました。
入浴をサポートする手すりを2ヵ所、取り付けました。洗い場の脇にも取り付けたので、合計で3ヵ所です。
浴室のドアの左側の柱にも手すりを取り付けましたが、これは、浴室の反対側にある、トイレへの出入りのための手すりです。
トイレには、洗面室からの出入りのための手すり、便器へ座るための手すりの2本の手すりがあります。
いざり、伝い歩きのどちらでも利用できるように、長めの縦手すりにしてあります。
Tさんの住まいのポーチ、玄関、階段の、バリアフリーリフォームです。車いすで通りやすいポーチのリフォーム