変形性膝関節症:入浴動作の工夫
2007年01月19日 : 杉山由紀
変形性膝関節症の工夫 > 入浴動作の工夫
(特に背中が丸くなっている方で)膝が伸ばしづらく、痛みのある方は、浴槽の出入りが困難です。ここでは、入浴動作での「注意点」と「工夫ポイント」について、ご紹介します。
「変形性膝関節症」:入浴動作の注意点
浴槽をまたぐために、座ったまま足を上げると、同時に
- 体が後ろへ倒れてしまう
- 殿部が滑り、浴槽内にずり落ちてしまう
などの、事故がおこりやすくなりますので注意してください。
工夫ポイント:入浴動作「立つことが難しい方」
(特に背中が丸くなっている方で)立つことが難しい方は、「後方への転落」や「浴槽内へのずり落ち」を防ぐために、
- 前後に二人の介助者を配置する
- 足の出し入れを介助する方は、急に足を動かさず、膝関節に近いところを保持しながら、ゆっくりと動かしてください。急に動かすと後方へ転落する可能性があります
- 回転板や濡れたタオルを敷くと、ずり落ち防止になります
工夫ポイント:入浴動作「立つことができる方」
(特に背中が丸くなっている方で)安定した立位をとれる方は、立ったまま浴槽へ出入りをすると、膝を伸ばす動作を少なくすることができ、後方への転落も少なくなります。
- 手すりがある場合、介助者は後方から体を支えてください
- 手すりがない場合、介助者は前方から体を支え、ゆっくりと出入りを誘導してください。