デッキとつながるリフト
Iさん家族は、ご夫婦と3人の子どもさんの5人家族です。ひとりの男の子が脳性マヒのために、バギータイプの車椅子を使っています。
小学校入学を期に、新しく購入した、木造2階建ての建売り住宅を、楽しく暮らし始められるように、リフォームをしました。
一番の問題は、坂道に面している敷地なので、道路と1m程の高低差があることでした。
Iさんの家@東京都 [ i03_1998 ]
「デッキとつながるリフト」
車いすごとリフト移動
車いすを使うご主人のための出入り方法を考えました。一般的に車いすの場合、段差を伴う出入りには、段差リフトを利用することが多いのですが、段差リフトを設置するためには、奥行きが1.50m以上必要になるので、庭に十分な奥行きがないと設置できません。
Wさんの家でも段差リフトを設置するのは困難でした。もうひとつのアイデアとして、つり下げ式のリフトを選びました。道路と寝室のベッド脇を、空中で移動します。
Wさんの家@埼玉県 [ w16_2005 ]
「車いすごとリフト移動」
車いすで使いやすいオーダーキッチン
埼玉県のKさんは60代の女性で、右半身まひのため車いすを使っています。木造の1戸建て住宅をバリアフリーリフォームしました。
寝室とLDKをワンルームにして、車いすで使いやすいオーダーキッチンを造りました。
Kさんの家@埼玉県 [ k16_2002 ]
「車いすで使いやすいオーダーキッチン」
ユニットバスの後付け手すり
手すりの取り付けでご要望が多いのは浴室です。最近の浴室は、タイル貼りの在来工法よりも、ユニットバスが多くなってきていますので、ユニットバスに手すりの取り付けケースも多くなってきました。
しかし、ユニットバスは壁が薄いタイプが多く、手すりを取り付けるには、とても気を使わなければなりません。
手すりの選択は、ユニットバスのメーカーや壁の材質で選ぶようにしています。
「ユニットバスの後付け手すり」
タンクレス便器のかさ上げ
埼玉県のIさんは70代の女性です。最近、膝を痛めたので、膝に負担を掛けないないように、水回りのリフォームをしました。
洗面台と並んだ洋風便器にひと工夫しました。便器の下の木製の台を造り、便器をかさ上げしたのです。
Iさんの家@埼玉県 [ i13_2007 ]
「タンクレス便器のかさ上げ」
体位交換枕の工夫
長期間ベットに横になっていると、各関節が動きにくくなってきます。骨密度が低い上に、関節の動きが悪くなっていると、急に動かした時に骨折をおこす可能性がありますので十分注意してください。ここでは、「枕を入れるときの注意点」と「体位交換枕の工夫ポイント」をご紹介します。
「枕を入れるときの注意点」
- 急に関節を動かさない
- 関節に近いところを持って、ゆっくりと動かす
- たくさんの枕を複雑に組み合わせるのではなく、誰でも簡単にできる方法に統一する
「体位交換枕の工夫」
起き上がり動作の工夫
体を起こす前に、介助しやすい位置へ体を移動させておくと、安全な起き上がりができます。
安全な起き上がり動作
- ベットの中心より少し介助者側に体を移動させる
- 介助者側に体を近づけすぎると、ベット上に座ったとき、ずり落ちてしまうので注意
- 膝を曲げ、おしりを基点に体を起こす
「起き上がり動作の工夫」
歩行転倒防止
転倒しやすい姿勢
姿勢を安定させるため、手を後ろで組み、腕振り運動をしていない歩行姿勢です。
前後のバランスが悪く、急なふらつきに対応しきれず、転倒骨折をおこしやすいので、注意してください。
「歩行転倒防止」
立ち上がり転倒防止
安定した立ち上がり動作
- 座った姿勢から、お尻を前へずらし、両足が床につくようにする
- 両足を肩幅に開き、足を後ろへひいてから、膝より前に顔を倒す
- 前方へ立ち上がる
「立ち上がり転倒防止」
1年半ぶりの訪問
神奈川県のYさん家族は、ご夫婦さんと、車いすを使う娘さんの3人住まいです。2004年の夏に完成した、バリアフリーリフォーム工事から、1年半たちました。
今回、小さなメンテナンス工事のご依頼をいただいて、私と弟のふたりで出かけました。お伺いしてみると、楽しい飾りものやパネルがいっぱいで、とても明るい住まいになっていました。









