記憶には、
- たくさんの情報の中から必要な情報を選んで捕らえること(即時記名・短期記憶)
- 捕らえた情報の中で、重要な情報を頭の中に貯蔵すること(長期記憶)
- 貯蔵された情報の中から必要なものを取り出すこと(検索・想起)
というプロセスがあります。そして、情報を頭の中に貯蔵するには、次のような方法があります...
- エピソード記憶
「いつ、どこで、誰と何をした」という個人の経験に関する記憶
- 意味記憶
言葉の意味や概念の記憶
- 手続き記憶
箸の持ち方や自転車の乗り方など、体で覚えた記憶
記憶は、エピソード記憶→意味記憶→手続き記憶の順に能力が低下していきます。(痴呆性疾患によっても異なります)
痴呆性疾患の方で、言葉の意味がわかりにくくなっても、食事はしっかりできるというのは、体で覚えた手続き記憶がかなり後まで残っているからです。
老化による物忘れと、痴呆による物忘れとでは、違いがあります。
- 老化による物忘れは、「あっ、忘れてた」「分かっているんだけど出てこない。何だっけ?」と、その時は思い出せなくても、考えたり何らかのきっかけがあると思い出せます。
- 痴呆による物忘れは、情報を頭の中に貯蔵する事ができないので、「知らなかった」「聞いていないよ」という状況になります。
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