「脳血管性痴呆ってなに!?」

「脳血管性痴呆ってなに!?」

2006年09月19日 : 杉山由紀
認知症のバリアフリー  > 「痴呆」って、なに?  

脳出血・脳梗塞・脳血栓などの脳血管障害によって、痴呆症状が出現する事を脳血管性痴呆といいます。

「脳の中ではどんな事が起こっているんだろう?」

脳内には、たくさんの血管が張り巡らされ、栄養や酸素を運んで、脳が活発に動いていてくれるよう働いています。その脳内の血管がつまったり、破れたりすると、その場所にある神経細胞には栄養が行きわたらなくなり、死んでしまいます。細胞が死んでしまうと、今まではたしてきた役割をはたすことができなくなり、それが痴呆症状として出現してしまいます。

「どのような経過をたどるんだろう!?」

「アルツハイマー型痴呆」が脳全体を障害するのに対して、「脳血管性痴呆」は、血管がつまったり、破れたりした部分が影響するので、障害された場所によって症状が異なります。そして、「アルツハイマー型痴呆」は、スロープのように緩やかに進行(その方によって進行のスピードは異なります)していくのに対して、「脳血管性痴呆」は、階段のように、再発を繰り返す事により、症状が進行します。