木材は歳月と手のひらで仕上げる

大きなデッキの屋根を支えるのは「ひば」の柱。竣工当初、柱の角は45度の面取りで仕上げました。15年以上の歳月をかけて、子どもたちが綺麗な丸面に仕上げ直してくれました。得も言われぬ柔らかな表情を見せていて、ひばがうれしそうです。

木材は歳月と手のひらで仕上げる 木を愛すること

デッキから一段高いロフトを作り、遠くまで見通せるようにしました。それでいて押入れの中段のような、なぜか落ち着くところでもあります。

でも、そのデッキに上がるための階段は用意されていません。ひとりひとりが工夫をします。台を持ってきたり、友だちの手を借りたり、斜めの柱を手掛かりにしたり。

この斜めの柱は、ロフトへの階段代わりになるところだと、一目でわかりました。私たち作りての意思の造形では、到底不可能なほど、美しく仕上かっているからです。