トーマスドームで、ホームズ彗星を観測(2007年10月)
〈9639〉
https://anity.ootaki.info/9639/
火星が大接近しているようですね。そんなニュースが流れてくると、娘が「火星を見てみたい!」と言い出しました。「それなら、当麻さんのトーマスドームに案内しようか」と私が言うと、娘は喜びました。以前(2007年10月)、ホームズ彗星が、目で見える程に大増光した時も、ここに観察に出かけたことがありました。なるほど、娘もそんな年になったんだなって。
隠れ家の様な天体観測室です。私も娘と同じ中学生の頃、天体観測が大好きでした。社会人となってからは、なかなか観測を続けることが難しくなった時、当麻さんと知り合ったのでした(2017.08.01)
2018.08.01
夕食を終えてから車で20分ほど、到着したのは21時でした。すでにスライドルーフは開けられていて、観測は始まっていました。天体望遠鏡に取り付けたカメラで、当麻さんは撮影をしていました。
ホームズ彗星は公転周期が約7年の周期彗星です。2007年5月に近日点(太陽にもっとも近づいたとき)を通過した後、2007年10月、突然の大バーストが起こって、肉眼で見えるほど明るくなりました。
彗星といえば、「ほうき星」の様に、長い尾をイメージしますが、
その尾を、真後ろから見ているので、くらげのように見えています。
天体観測室といえば、円形ドームが代表格ですが、欠点があります。ドームの細長いスリットから眺める夜空は、一体感に欠けてしまうこと。そこで、屋根に大きな開口部を造り、スライド屋根をのせました。
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