現場での木工事が始まってから4日目。上棟日を迎えました。上棟とは、屋根の一番高い位置の梁 - 棟(棟)といいます - を掛け渡すことです。
Yさんの住まいでは、通常280cm程ある、2階の床から2階の梁までの高さが、220cmしかありません。緊張感のある高さです。
屋根は断熱構造パネルなので、引き続き、屋根パネルの取り付け工事が始まります。
柱や梁の構造材は、赤松の集成材を使っています。全て金物で接合されています。
斜めに見える梁は、登り梁といいます。パネルを取り付けるために必要になります。
きりよく、午前中で組み終わりました。工程がスムーズなのも、金物工法のメリットです。
屋根パネルの取り付けが始まりました。白く見えるパネル状断熱材の両面に、OSB合板を貼り合わせたものです。
通常、上棟日には、10人弱の大工が集めて、1日で終わらせるのですが、大滝建築事務所では、4人で3日かけて、ゆっくりと組み上げます。
少人数の方が、丁寧に建物の垂直の精度を高められるからです。
地味な上棟ですね。
断熱構造パネルは、水平方向のねじれに強くなるだけでなく、断熱性、気密性も高くなります。
幅は120cm、長さは4m程です。厚さは、89mmの断熱材の両面に12mmの合板で、合計 113mmです。
クレーンで、1枚ずつ決められた位置に下ろしていきます。
屋根パネルを1枚ずつ正確に取り付けていきます。棟や梁に専用のビスで取り付けます。
屋根パネルを取り付け終えると、すっかりと夕暮れです。夕空に飛行機雲が長く伸びていきます。
北東に向かっているので、羽田から飛び立ち、東北方面に向かっているのかもしれません。
空の上にも航空路という道があります。飛行機は広い空を自由に飛んでいるのではなく、航空路の上を正確に飛んでいるそうです。
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