Yさんの住まいには、1階に大きな下屋がつきます。
その下屋は、東西いっぱいに拡がった、デッキと玄関ポーチです。
その屋根も垂木(たるき)で組むのではなく、パネル工法にしました。コストを抑えるために、パネルは現場で造ることにしました
50mm厚の断熱材の両面に、12mmの合板を貼りました。パネルの大きさは910mm x 1820mmで、16枚造ります。
パネル長辺の左右は、凹型と凸型になっていて、はめ込むようになっています。
断熱材を入れた理由は、断熱をするということよりも、パネルの内部に空気を残さないという理由からです。
流れのない空気は木材によくないからです。
2階は間仕切りの壁が少なく、パネルを製作をするのには、都合がよかったです。
吹き抜けから1階を見下ろすと、リビングになるところで、長い材料にかんなをかけています。
パネルを外壁に取り付けるための、パネル受け材を仕上げているところです。
このパネル受け材を、外壁構造パネルに取り付け、屋根パネルを取り付ける下地にします。
パネル受け材は、高い位置に取り付くものですが、やさしく見えるように、角に丸い面取り加工をしているところです。
梁は米松です。梁の天端はパネルが取り付くので、ななめに削っています。
柱や梁の接合は、金物工法にしてあります。パネル工法とあいまって、かなりかたまりそうです。
このパネル受け材を、外壁構造パネルに取り付けます。
垂木工法でなく、パネル工法にした理由は、南側のデッキなので壁を造らなくても、下屋がねじれないように水平剛性を高めたかったからです。
パネルを片側から順にはめ込み固定します。
屋根勾配は2寸勾配です。パネルの表面には、防水シートを敷き込み、ガルバリウムカラー鋼板を平葺きにします。
パネル裏面の軒裏は、外壁と同じ、杉板を貼ります。長いビスで、梁の天板と、パネル受けに、パネル同士を固定します。
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