7. アーキテクト(灰)

住まいを考える

住まいのアンケート - 中学生のみなさんから

埼玉県の所沢市の中学校から、私の仕事に関しての講演を依頼されました。その講演のスライドで、中学生に尋ねた住まいのアンケートです。建築家の考える「理想の住まい」と、多感な中学生の考える住まいのギャップがよくわかります。

ふたりのインターンをEさんの家に連れて行く

ここ毎年、夏になると、どこからともなく、インターンをしたいという大学生から連絡をいただきます。今年は、埼玉県の大学から1名、名古屋の大学からも1名、そして、就業体験をしたいという中学生が1名でした。今日はそのうちのふたりを、今年の春に竣工したEさんのお宅に連れて行きました。その後、キッチンショールーム、市役所の窓口、そしてバリアフリーリフォームをしたお宅を回りました。最近の大学生は、ただ漠然と「建築の仕事をしたい」というのではなく、「バリアフリー住宅を造りたい」と、ピンポイントの目標を持っていて、私の方が感動してしまいます。

生きること・愛すること

2011年3月11日と、良寛さんの心構え

良寛が、新潟で大地震に遭った親友の俳人へ書いた見舞の手紙には、『災難に逢う時節には災難に逢うがよく候』とありました。表面的な厳しい言葉の裏にある、良寛の優しさを見つけてみたいと思います。

父の故郷 - 山形県西村山郡大江町

住まいてさんのお宅から我が家への帰り道、高齢のご主人と家族さんとの打ち合わせを思い返しました。ふと、父の故郷の茅葺き屋根の実家のことが思い浮かび、この茅葺き屋根の下に、私のバリアフリーの原点があるのではと気付いたのです。

おすすめします

ときがわ町の「季の木」・鳩山町の「そのつ森」に訪問しました

ときがわ町にある「woodworks 季の木」の村田さんの工房にお伺いしました。 ときがわ町は、私の住まいのある狭山市から、車で1時間ほどの位置にあります。ときがわ町周辺には、こだわりのお店がいっぱいあることを、初めて知りました。

宮沢賢治

『雨ニモマケズ』は、賢治の「詩」というより「書」である

「雨ニモマケズ」は愛用の手帳に、鉛筆でメモのように書き留められました。「11.3.」との書き込み。書かれたのは昭和6年11月3日頃なのでしょう。賢治35才、亡くなる2年ほど前です。黒い手帳は他にも数冊ありますが、「雨ニモマケズ」が書かれたこの手帳は、東京で病に倒れ花巻の実家に戻り、床に伏せる日が続く頃に使用していたものです。

賢治先生の家は、ひとを招く住まい

岩手県立花巻農業高等学校は、宮沢賢治が教諭として勤務した花巻農学校の、後身に当たる学校として知られています。校内に「賢治先生の家」と呼ばれている建物があります。宮沢家の別荘だった建物です。

建築探訪

クロスケの家 - ご近所さんを招く縁側

所沢市内にあるクロスケの家を訪ねました。由緒ある、お茶屋さんの住まいや蔵を、トトロ財団が取得して整備したものだそうです。まず目を惹かれたのは、玄関の脇のゆったりとした縁側でした。「そういえば、最後に縁側の設計をしたのは何年前になるだろう」と思うくらい、住宅に縁側を造ることはまれなものとなってしまいました。

群馬県立近代美術館 - 1 -

群馬県立近代美術館は、群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」の中にある美術館です。20代の前半、私は初めてこの美術館を訪れました。収蔵されている美術作品を観るというのではなく、この「美術館」そのものを鑑賞しに行ったのです。今日、20年ぶりに訪れました。というのもこの美術館の近くにお住まいの方の住まいを造ることになったからです。

こんな本を読みました

喫粥了 - あたりまえのことの日々の繰り返しが大切な修行

Mさんのお住まいの壁に「喫粥了」の書、Mさんの作品です。 「作って、食べて、片付ける」このあたりまえのことの日々の繰り返しが、大切な修行なのだという意味です。

子どもの心についての三つの引用

子どもの心を一生のあいだ、自分の中に持ち続けるということを、大切にしていきたいと考えています。私が大好きな三冊の本をご紹介します。

お気に入り

所沢東町 古い工場(94.5.31)

生前、堀田富彌氏の個展が所沢市役所のギャラリーで行われたときに、お譲り頂いた絵が1枚あります。ノコギリ屋根の古い工場です。この絵には『所沢東町 古い工場(94.5.31)』と記されています。

「スタンド・バイ・ミー」の、木の上の秘密小屋

建築雑誌に発表する建築家の作品を読んでいます。その作品説明には「まず『コンセプト』を設定し、それに基づいた設計を進めていく」と書かれています。さて私はと言えば『コンセプト』を先に定めるのではなく、「こうだったらいいな」と、「ひらめき」を感じながら設計を進めます。

日記

青空の下での大根干し - 冬の大滝農園

父の農園の物置小屋には机が置いてあり、私の休日の「別荘」代わりにしています。昼過ぎに父は大根を干しに農園に来ました。干す前に一度煮るのが父の流儀とのこと。農園には大根以外にもたくさんの野菜を栽培しています。

みなさま、本年もよろしくお願いします(2017.01.01)

新年あけましておめでとうございます。本年も素晴らしい一年でありますよう、こころからお祈り申し上げます。慌ただしく実感のない年末でしたが、元旦はやはり元旦ですね。