愛犬コロの犬小屋〈2016-1110〉

勤めていた設計事務所を退職し、「大滝建築事務所」をスタートさせるも、21才の私に仕事を依頼するひとなどいる訳がない。「建築の勉強ばかりが大切なことではない、まずはクライアントを探すことが大切だ!」と思ったときに、ひとりのクライアントを、庭先で見つけた。クライアントである愛犬コロに引き渡す前に、記念写真を撮影しておいた。

愛犬コロの犬小屋 設立当初、1987年ごろ。ひまな時間を持て余して、2代目の犬小屋を製作しました。20代前半の私は、犬の気持ちを考えました


ふたつ造ったのですが、ひとつはお客さんにプレゼントしました。犬小屋は2階の子ども部屋に置かれ、カタツムリのように小屋から顔をだして読書する、書斎となったとのことです。

コロの要望。

  • 「小屋の中でクルクルと廻れるスペースを」
  • 「小屋の入り口は端にして、小屋の中は暗めにしたい」
  • 「それでいて家人が帰宅したとき、くるりと振り向くだけで入り口から顔をだせるように」
  • 「やはり、ありがちな切妻屋根でなく、個性的な外観にしてほしい」