表千家のお茶室を「関東間」から「京間」に〈2016-0604〉

マンションの中にある表千家の教室です。以前は関東間の8帖の和室でした。マンションリフォームの制約がある中で、8帖の京間にしました。関東間の畳の大きさは「88cm x 176cm」、京間の畳の大きさは「96cm x 192cm」です。面積では1.2倍、1.5帖ほど大きくなります。

表千家のお茶室を「関東間」から「京間」に 畳の目幅は約15mm弱、畳の目が「63目」あることが、お点前の基本となります。奥に見えるのは水屋です。桧の造作材と、しな合板の面材は、色味みも柔らかい木目もぴったりでした。(2016.04.29)

2016.07.15

京間の茶室

らんま付きの掃き出し窓は、バルコニーに設えた待合いがあります。お茶会のとき、来客はここから入ります。

京間の茶室

左側の壁に埋め込んで家具は、今回の製作したものです。右側の水屋の家具は、2006年の工事で製作したものです。両方とも、しな合板で製作しましたが、細部の納まりの違いに、10年の年月を感じます。

京間の茶室

左側のひとまわり大きな家具は、2枚の畳を収納します。炉を使う季節には、このカギ畳に取り替えます。お茶のたくさんの道具を見つけやすくするために、奥行きは浅くし可動式の棚板を、細かく取り付けました。

京間の茶室

水屋から和室を眺めます。水屋にも畳を敷きました。敷居は桧で造りました。4本の溝をついたので、4枚の襖を一つに重ねることができます。

京間の茶室

4枚引きの襖です。畳が京間なので、襖も同様、京間の幅になります。

京間の茶室

その襖を一つに重ねると、水屋につながります。右側の家具は両面の家具で、和室からは仏壇になっています。

京間の茶室

水屋も新しく造り替えました。流しは本来、銅板で造ります。教室であること、マンションであることを考慮し、ステンレスで造りました。ステンレスは汚れがつきにくく、排水口はキッチン用の排水トラップを取り付けました。