古い住まいには、必ずといっていいぐらい、ゆがみや傾きがあるものです。元がゆがんでいるからといって、ゆがんだままに取り付けるのではなく、直すようにしています。
新しい窓に取り替えるために、窓まぐさを水平になるように電気がんなで数ミリ削っているところです。この少しの手間の積み重ねが、気持ちのいいリフォームになるはずです。
実は新築工事よりもリフォームの方が、高いスキルが必要で職人を選ぶものなのです。難易度の高いリフォームは、大工を大瀧(弟)を使ってもらえるようにお願いしています。ご依頼をいただいてから、3ヶ月から半年ほどお待ちいただくことがあるのですが。
建築業者の内では「リフォームだから」という台詞があります。「どうせ、古い住まいで新築ではないのだから、適当に...」という意味で使われます。我々の現場では、新築もリフォームも全く同じ意気込みで取り組んでいます。
もうひとつ現場では、「見ちゃったから」という台詞があります。悪い所を見てしまった以上は、見積書や工程表を見る前に、直してしまうようにしています。間柱も考えていたものよりも薄いものでしたので、新しい間柱を添わせました。
特にリフォームの場合、十分な工期がないので、こういった手直しの時間を取ることは、悩むところなのです。現場に2007年の5月の連休はありませんでした。今年に限ったことではないのですが。