数年ぶりにMさん宅を訪問しました。「居心地のよい住まい」の「家具(4) - 低めにして収納・間仕切り両立 -」のお宅です。竣工後のお宅を訪問するということは、よっぽどの傑作でない限り、設計者にとってはいくらかの苦痛を伴うものなのです。ここだけの話ですが...
玄関からLDKを見る
玄関収納を兼ねた多目的の収納家具です。大切な小物が飾ってありました。この家具は造り付けなのですが、家具自身が主張するのではなく、小物たちの背景となるようにデザインしました。
収納家具を見る
収納家具の上には、ピクチャーレールを取り付けました。Mさんの作品の書や版画が飾ってありました。壁やマンション特有の梁型を利用しました。
LDKから寝室を見る
これも多目的な収納家具です。上には液晶テレビ、両側面にはガス暖房機器と引き出し、左端の扉には布団が入っています。この家具がワンルームのLDKと寝室をゆるやかに区切ります。
床はタイルカーペット敷き込みです。その上にござが敷いてあるのは、書を書くためだそうです。
キッチンを見る
コンパクトな造り付けの流し台と食器棚です。竣工して丸4年になるのですが、とてもきれいに使われていて感激しました。
流し台を除くの造り付け家具の製作は、家具職人でなく、大工工事(大瀧弟)によるものです。安価におさえるためです。