数年前に工事をさせていただいた住まい手さんから、リフォームの依頼を受けました。猫のいたずらを何とかしたいとのことでした。
Kさんの住まいは、お母さんが車いすで動きやすいバリアフリー住宅なのですが、猫に対しては「バリア」をつくることになりました。
2002年のバリアフリーリフォームの竣工時には、小さかった猫も今では大きくなり、色々といたずらをするようになりました。
一番困るのが、ビニールクロス貼りの壁での「つめとぎ」です。床から手が届いてしまう腰壁部分はどこも、傷だらけになってしまいました。
傷だらけになったビニールクロスの上から、6mm厚のしな合板を、目立たない釘で横貼りします。壁の出隅が面取りしてあるのは、車いすで動きやすくするためです。
2階の階段への扉には、猫の小窓が付いています。Kさんの住まいは、建具の面材もしな合板でしたので、同じような仕上がりになりました。
こちらはHさんの住まいです。最近、飼い始めた猫が、部屋の扉を引き戸を開けて、いたずらをするようになりました。
この住まいは、引き戸を多用したバリアフリー住宅ですので、猫にも「バリア」はありませんでした。
この引き戸は、キッチンから洗面室への引き戸です。引き戸の建具枠に、アルミのアングルを取り付けました。
取り付けた結果、「劇的な効果があった」とのこと。我々の「勝利」でしたが、さて、何年持つでしょうか?