高低差のある敷地でも車いすでも気軽に外出できる - 段差リフトと寝室につながるデッキ -〈2015-0204〉

車いすでも気軽に外出できるように、出入り方法を考えました。このお住まいは道路面から1階の床面まで、1.5mもの高低差がありました。玄関ポーチには8段の階段があり、車いすでの玄関からの出入りは難しそうでした。そこで庭を通り抜け、寝室の掃き出し窓から出入りすることになりました。

高低差のある敷地でも車いすでも気軽に外出できる -  段差リフトと寝室につながるデッキ - 庭の隅の塀を撤去して段差リフトを設置しました(2014.09.16)

道路面から1階の床面まで1.5m。玄関ポーチには8段の階段がありました。この階段に屋外用の階段昇降機を設置する方法もありますが、車いすから階段昇降機の乗り移りは難しいものです。

庭の隅の塀を撤去して段差リフトを設置しました。リフトの厚みが8cmはあるので、スロープもついています。

1.5mの高さをゆっくりと上昇します。デッキの高さに到達すると、タラップが下がりデッキにつながります。デッキの高さは1階の床面と同じ高さです。

1.5mの高低差があるので、リフトがないときはには、デッキから転落してしまう危険があります。現在は門扉が取り付けてあります。

通路状のデッキの幅は1mにしました。車いすでの行き来のための最低限の寸法です。庭の植栽の脇を通り抜けて、寝室へと向かいます。

寝室のアルミサッシを取り替えました。シャッター付きの引き違い戸なのですが、「ノンレールサッシ」というサッシを選びました。

ノンレールサッシなので、デッキ面とフローリング面がフラットに仕上がりました。ノンレールサッシにこだわらなければ、3枚引き違い戸という開口幅の広いサッシもあります。このお住まいでは、開口幅よりも床段差をなくすことを優先しました。

通路状のデッキの幅は1mですが、このデッキは歩行器でのリハビリにも利用できます。室内よりも楽しくリハビリできそうです。