洗面化粧台の底板を外し、車いすで使いやすくする工夫〈2015-0505〉

2016.12.24

洗面化粧台は下部が収納になっていて、両開き扉でふさがれているタイプが一般的です。まだまだ取り替えるにはもったいない洗面化粧台は、下部の扉と底板を取り外してしまうと、とりあえず車いすでも使いやすくなります。実例を、いくつかまとめてみました。

洗面化粧台の底板を外し、車いすで使いやすくする工夫 マンションの洗面台は、このようなカウンタータイプの洗面台が多いようです(2007.07.12)


洗面化粧台をそのまま活かす - 車いすで使いやすいように底板を外す

間口の広い洗面化粧台でしたので、左右の収納は残したまま、中央の両開き扉を取り外せば、車いすで使える開口幅になりました。

洗面化粧台をそのまま活かす - 車いすで使いやすいように底板を外す

洗面化粧台をそのまま活かす - 車いすで使いやすいように底板を外す

底板にはつま先がぶつかるので手前の部分をカットしました。車いすのアームレストが、洗面台カウンターを支えるリブにぶつかるので、そのリブも取り外しました。

※リブの取り外しは、カウンターの強度が低くなるので、おすすめではありません。


この洗面化粧台は間口1mのカウンタータイプで、左側には2段の引き出し、右側は両開き扉になっていました。この洗面台も車いすで使いやすいように、両開き扉を取り外し、底板の手前部分をカットしました。

洗面化粧台をそのまま活かす - 車いすで使いやすいように底板を外す

住まいてさんの車いすは、アームレストがないタイプでしたので、洗面台カウンターを支えるリブは残しました。洗面台の水栓はレバーハンドルの大きな、「タッチスイッチ水栓」に取り替えました。

洗面化粧台をそのまま活かす - 車いすで使いやすいように底板を外す

この水栓は、水栓の先端のタッチスイッチでも吐水、止水をすることができます。ホースを内蔵しているので、吐水口を手前に引き出すことができます。バケツへの水くみにも便利です。


この洗面化粧台は間口1mのカウンタータイプで、左側には2段の引き出し、右側は両開き扉になっていました。左側のユニットバスの扉も、今回のリフォームで開き戸から折れ戸に取り替えました。

洗面化粧台をそのまま活かす - 車いすで使いやすいように底板を外す

その扉を取り外し、底板の手前の部分をカットしました。洗面台カウンターを支えるリブもカットしました。アームレストがぶつからなくなり、車いすでも洗面台に近づけるようになりました。

洗面化粧台をそのまま活かす - 車いすで使いやすいように底板を外す

2段の引き出しの下部は、体重計スペースになっています。底板を取り外すと洗面化粧台の下部に、メンテナンス用の床下点検口がありました。その枠が見えています。