ゆったりとスペースを確保した、水回りリフォーム〈2016-0108〉

2014.08.10

60代のご夫婦さんです。ご主人は左半身まひで車いすを使っています。築30年の家をバリアフリーリフォームしました。この住まいは、建物の周りのスペースが広かったので、1坪程増築できたので、ゆったりとしたスペースを確保することができました。

ゆったりとスペースを確保した、水回りリフォーム


ゆったりとスペースを確保した、水回りリフォーム

洗面室は6帖程の大きさがあります。ユニットバスの右側には、車いすで使いやすい洗面化粧台を取り付けました。奥行き60cmの洗面化粧台は、壁に埋め込むようにしました。洗面台の右側には、奥行きの浅い棚を付けました。この右側の引き戸を開けると、キッチンへとつながります。

ゆったりとスペースを確保した、水回りリフォーム

洗面化粧台の前から、キッチンとは反対側を眺めます。左側の引き戸は寝室につながっています。正面の開いている引き戸はトイレになります。窓のない洗面室なので、引き戸にはガラスを入れて、明るさを確保します。

ゆったりとスペースを確保した、水回りリフォーム

トイレの中には、引き違い戸の物入がありますが、かまちを入れて建具を上下に分割しました。というのは、このかまちに、必要になったら手すりを取り付けたいからです。

ゆったりとスペースを確保した、水回りリフォーム

洋風便器はタンクのないコンパクトなものです。脇には手洗いと多目的の流しを兼ねたシンクを取り付けました。ばけつで使うこともできます。手すりはすぐには取り付けませんが、ビニールクロス貼りの壁には、手すりの補強がしてあります。

ゆったりとスペースを確保した、水回りリフォーム

手すりの位置は、住まいてさんに便器に腰を掛けてもらってい決定します。テープを貼った場所が取り付ける予定の場所です。L字型の手すりです。テープを貼って1週間後、このテープで再確認してもらい、手すりを取り付けました。

浴室は2帖の大きさのユニットバスにしました。段差のない3枚引き戸です。最近のユニットバスは、シャワーチェアで使いやすいように、水栓の位置が高めになり、洗面器を置くための棚も取り付けられています。

ゆったりとスペースを確保した、水回りリフォーム

浴室の手すりもリフォーム竣工後、少し時間をおいてから、手すりを取り付けました。ユニットバスの壁に穴を開けて取り付ける、ユニットバス用の後付け手すりです。浴槽の脇に1本、洗い場のタオル掛けの両側に1本ずつの計3本のI型手すりを取り付けました。手すりの詳細の取り付け位置は、図面上では決定しにくく、実際に使ってもらってから取り付けるようにしています。工事が2度手間にはなるのですが、「後付け手すり」を大切にしています。