「左側の使い勝手をよくすること」右半身が動きにくい方に〈2014-0209〉

脳血管障害などにより、半身まひが生じることがあります。動かしにくい側を「患側」をといい、動かしやすい側を「健側」といいます。その患側が左右どちらかによって、バリアフリーリフォームのプランが大きく変わってしまいます。この方は、右半身の動がしにくい方でした。

「左側の使い勝手をよくすること」右半身が動きにくい方に 2014.02.01 ユニットバス、洗面台、トイレ、いずれも、健側である左側で使いやすいように、レイアウトしました。逆に健側が右側ならば、レイアウトが反転することになります。

2015.02.25

ユニットバス

右半身の動がしにくい方には、左側の使い勝手をよくすること

洗い場の左側にバスチェアを置く予定です。壁を背にして、動かしやすい左足から浴槽に入ります。動かしやすい左手で手すりをつかむことができる、このレイアウトになりました。右側の壁面にあるスライド・バー式のシャワーフックは手すりを兼ねたものです。

洗面台

右半身の動がしにくい方には、左側の使い勝手をよくすること

洗面台は車いすで使うことを想定していますので、下部はオープンなものを選びました。コップなどが置きやすいように、水平面が多いカウンタータイプにしました。また、この洗面台は水栓の位置は選ぶことができ、健側である左側にしました。引出しなどの収納も左側に造りました。

トイレ

右半身の動がしにくい方には、左側の使い勝手をよくすること

トイレに移乗するときは、車いすを便器の斜め前に近づけます。左手で縦手すりをつかみ、右に回転するように移乗します。便器に座ったときの左側の壁に、手すり・リモコン・紙巻器を取り付けました。

その他に車いすからベッドへの移乗もしやすい方向があるので、ベッドの位置も考慮しています。ベッドから車いすに移乗するには時間がかかるので、ベッドとトイレの距離が短くしました。