変形性膝関節症:入浴動作の工夫〈2015-0534〉

(特に背中が丸くなっている方で)膝が伸ばしづらく、痛みのある方は、浴槽の出入りが困難です。ここでは、入浴動作での「注意点」と「工夫ポイント」について、ご紹介します。

変形性膝関節症:入浴動作の工夫

2007.01.19

「変形性膝関節症」:入浴動作の注意点

浴槽をまたぐために、座ったまま足を上げると、同時に

  • 体が後ろへ倒れてしまう
  • 殿部が滑り、浴槽内にずり落ちてしまう

などの、事故がおこりやすくなりますので注意してください。

入浴動作

工夫ポイント:入浴動作「立つことが難しい方」

(特に背中が丸くなっている方で)立つことが難しい方は、「後方への転落」や「浴槽内へのずり落ち」を防ぐために、

  • 前後に二人の介助者を配置する
  • 足の出し入れを介助する方は、急に足を動かさず、膝関節に近いところを保持しながら、ゆっくりと動かしてください。急に動かすと後方へ転落する可能性があります
  • 回転板や濡れたタオルを敷く

と、ずり落ち防止になります。

入浴動作

工夫ポイント:入浴動作「立つことができる方」

(特に背中が丸くなっている方で)安定した立位をとれる方は、立ったまま浴槽へ出入りをすると、膝を伸ばす動作を少なくすることができ、後方への転落も少なくなります。

  • 手すりがある場合、介助者は後方から体を支えてください
  • 手すりがない場合、介助者は前方から体を支え、ゆっくりと出入りを誘導してください。