曲線型階段昇降機を、開放的なスチール階段に

モダンな木造2階建ての住宅、透明感のあるスチール階段に、階段昇降機を設置しました。 階段昇降機をより使いやすくするため、階段昇降機の設置工事だけでなく、1階と2階の乗り降りスペースを確保するための建築工事も行いました。

曲線型階段昇降機を、開放的なスチール階段に

曲線型階段昇降機

階段昇降機には、乗り降りのためのスペースが必要です。階段と玄関収納の間に都合のいいスペースがありました。階段の昇り始めは3段まわりで、その部分にあった鋼製の手すりを取り外しました。使わないときもシートが邪魔にならない位置です。

![曲線型階段昇降機][03

アームレストに設置されている、ジョイスティックを押している間だけ、押している方向に昇降機は走行します。 制御方法はすべて「押し続け方式」です。

曲線型階段昇降機

レール傾斜は最大70度まで可能なため、レールの端部は床に直角に固定しました。

曲線型階段昇降機

昇降時、レールに対してシートは直角ではなく斜めの状態にして、膝はつま先が対面の壁に当たらないようにします。

曲線型階段昇降機

白く丸いレールは直径が8cm、下部にはラダーが取り付けられています。レールと壁の隙間は12cm必要ですので、壁面からレールの手前まで20cmになります。スチール階段は振動で揺れやすかったので、階段の中央部に2本の木製の柱を建て、壁にも固定し、揺れをなくしました。

曲線型階段昇降機

2階に到着しました。1階からスタートして、70秒ほどです。濃色のフローリングには、赤いシートがよく似合いました。

曲線型階段昇降機

折りたたんだ状態です。シートの中にはバッテリーがこの状態で充電しています。階段を斜めに昇ってきたレールを2階の床上で、背面の建具の方へ水平に折り曲げたので、折りたたんだシートの厚さが、邪魔にならないようになりました。