縁側の魅力 - 保育室と園庭をつなぐ大切な役割

子どもたちの居場所は「室内なら保育室」「外で遊ぶなら園庭」と、どちらかになってしまいがちだ。外で遊びたい子どももいれば、部屋の中で遊びたい子どももいるだろう。住宅では最近つくることがなくなった縁側をつくった。

縁側の魅力 - 保育室と園庭をつなぐ大切な役割 2010.10

雨の日の遊び場となるように、屋根はポリカーボネートにしたので、降ってくる雨を真下から、傘をささずに見上げることができる。幼稚園のころの私は、いつも部屋の中で折り紙ばかりしていて、「たまには外で遊びなさい」と先生に叱られていた。埼玉県所沢市にある「 クロスケの家」も、縁側が気持ちよかった。

縁側の魅力

一方こちらは、新しい園舎と古い園舎をつなぐ渡り廊下。片流れ屋根をひばの柱と桁で支え、杉の腰壁にひば無垢板の床という、一見地味な渡り廊下。それぞれの園舎は床高さが違うので床には緩やかな傾斜を付けた。園舎は平行ではないので、廊下を途中で「くの字」に折り曲げた。明るい縁側と対照的な空間になった。