和室を寝室にリフォーム - 水回りの動線を考慮する〈2015-0102〉

2005.08.05

居間に隣接する客間の和室を、寝室にリフォームすることにしました。この部屋なら出入り口や居間に近く、水回りにも近い位置にありました。リフォームはコストを抑えるために、床と建具の工事のみにしました。床はたたみを撤去し、車いす対応のフローリングにしました。

和室を寝室にリフォーム - 水回りの動線を考慮する


この新しい寝室には、出入り口が2ヵ所あります。左側の片引き戸は水回りにつながり、右側の3枚引き戸は、居間につながります。
こちらの3枚引き戸は、工事前は間口1間の引き違い戸で、開口幅は80cm程度はとれていました。
引き違いのままでもよかったのですが、車いすでの行き来にゆとりを持たせたかったことと、開けたときの居間との連続感を感じられるように3枚引き戸にしました。

こちらの片引き戸の向こう側には洗面室があり、洗面室を通り抜け脱衣室、浴室へとつながっています。
この建具の両端には構造柱があったので、開口幅を広げることができませんでした。75cmしかありませんので、車いすで行き来する最低限の寸法になってしましました。

床の工事は、たたみを撤去しただけではなく、床下の根太組みもいったん撤去して、根太組みから新しく造り直しました。
床がたわまないことと、気密性を高めるために、フローリングの下地として、合板を貼り込みました。
合板の下の根太間には、断熱材が充填してあります。以前はたたみは断熱材と考えられていたので、和室の床には断熱材を入れないことが多く、この和室にも入っていませんでした。床工事は、床仕上げ材だけに目がいきがちですが、温度のバリアフリーも大切ですので、床下地の断熱材も大切にします。