LDKの多目的収納 - 細長い空間に合わせた造付け家具〈2014-0105〉

2016.01.10

このお住まいのLDKは、間口が2600mmの細長い空間です。以前からあった家具は奥行きが大きく、部屋を狭くしていましたので、新しく造りなおすことになりました。既存の食器棚と同じ位に奥行きを少なくし、多目的な収納を考えました。左端の背の高い収納には衣類を収納し、右端には仏壇置き場になっています。

LDKの多目的収納 - 細長い空間に合わせた造付け家具 2013.12.18


引き出しはたくさん造りましたが、取手は付けずに引き出し下部のスリットに彫り込みをしてあります。この彫り込み取手は、見た目はいいのですが使いにくいのでが、いつでも取手が取り付けられます。

縦に引き出しを重ねると、モノを探すときに引き出しの開け閉めを繰り返すので、横に並べた方が使いやすいものです。天板の上にはテレビを置くのくので、天板にアンテナなどのコード類通す穴を開けてあります。録画用のハードディスクは、引き出しのとなりに収納します。

この背の高い収納は仏壇置き場になっています。来客があったときは隠せるようにました。左側につながる、引き出しと横のスリットが通るように、寸法を決めました。

仏壇置き場の場所は、案外と困るものです。仏壇は、普段家族さんがいるLDKに置いた方が、仏さんが喜ぶそうです。

仏壇の扉じゃ4枚折れ戸になるので、特殊な丁番を選んであります。仏壇を収納できる最低限の大きさにしたのですが、こういった場合、丁番の大きさも考慮しないと、入らなくなってしまいます。

板状の木目が強く出ないようにしたいというご要望でしたので、ナラの柾目の天然木合板を選び、塗装は光沢を抑えた「半艶」の水性ウレタン塗装で仕上げました。この先、オレンジ色の経年変化があるので、食器棚と似てくれるのではと考えています。