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再塗装修理で、生まれ変わったダイニングテーブル

〈9784〉

リフォームをしていて困ることがあります。内装や建具などが新しくになっていくに連れて、今まであまり気にしていなかったところが、気になってくることです。長く愛用していたダイニングテーブルの、タモ無垢材の天板は、所々の塗装が剥がれていて、再塗装修理することになりました。

再塗装修理で、生まれ変わったダイニングテーブル

住まいてさんの暮らしともにあったダイニングテーブル。天板の古い塗装を全て剥がし、当初の色に合わせ着色した後、クリア塗装をしました。生まれ変わったダイニングテーブルを、住まいてさんにお宅に届けるのが楽しみです(2018.01.22)

2018.01.22

再塗装修理前は、こんな状態でした。端々にはキズやめくれがありますが、

再塗装修理後まで、跡が残ってしまうような、大きなキズがないようです。

タモ無垢材のテーブルの再塗装 - 刷毛引きではなく吹付け塗装で

ダイニングテーブルは家具の中でれ、目に近い位置で手で触れるものです。

現場での塗装はできず工房に持ち帰り、時間をかけての修理になりました。

再塗装修理は、古い塗装を全て剥がすことから始まります。

天板を均一の厚さに整えていく下地作りが、この修理で重要なことです。

タモ無垢材のテーブルの再塗装 - 刷毛引きではなく吹付け塗装で

一般的な木部の塗装は、刷毛(はけ)で塗る「刷毛塗り」ですが、

刷毛の後が残ってしまうので、「今ひとつ」な仕上がりになりがちです。

そこで「スプレーガンでの吹き付け」塗装をすることになりました。

スプレーガンで、何回にも分けて塗装することにより、

均一でムラのない、仕上がりを目指しました。

住まいてさんのご要望は、『あまり光沢を出したくない』とのこと、

「半艶(はんつや)」のクリヤラッカーで、上塗り塗装しました。

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