いす座でお点前する「いす座点前家具」〈9865〉

2017.11.02

膝の痛みで、茶道から離れてしまう方が多いそうです。いすに座ることで膝に負担をかけずに茶道を嗜める、「いす座点前家具」を造りました。本来の炉(ろ)は畳に備えられていて、正座をしてお点前をします。この家具により、炉を椅子の高さまで上げ、いす座でお点前するができるようになりました。

いす座でお点前する「いす座点前家具」 3組の机で、7名のお客様も、いす座でお迎えできます。正座が困難な外国の方にも、楽な姿勢で、茶道を嗜んで頂けるようになりました。


茶を点てる主人のための「いす座点前家具」、来客のためのいすや机。

いすの腰をかけた、主人も来客も、

ちょうど、畳に正座したときと同じような、高さになります。

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「炉」の点前です。炉(ろ)とは茶室の畳を切って、床下に備えられた、

小さな囲炉裏のことです。炉の中には、電熱式炉壇を組み込みました。

11月〜4月までは、この炉の点前を用います。

5月〜10月までは風炉の点前と言って、囲炉裏を用いない点前です。


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左から時計周りに、

建水(茶碗を清めたり暖めたりした時に使った湯や水を捨てるのに使う)、

替茶碗(連客へ)、結界(お茶で使う聖域を表す)、

水指(点茶の際茶釜に水を足したり水で茶碗や茶筅をすすぐために蓄えておく)、

茶杓、棗(抹茶を入れるのに用いる漆塗りの容器)、

茶筅(抹茶を点てるのに使用する)、

主茶碗、炉、柄杓、蓋置。


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収納するときの様子です。椅子は7組、机は3組つくりました。

椅子は全て同じ大きさで、3組ずつ重ねられます。机は足をたためます。

机の大きさは、畳のへりに合わせたので、3組とも、わずかに寸法が異なります。

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このお茶室は、マンションの上階にあります。

バルコニーを待ち合いや路地に、見立てました。

正客のためのわらじが一足、用意してあります。

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バルコニーの待ち合いです。

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扉に向こう側に、お茶室の入り口があります。

この「いす座点前家具」、ご高齢のお客さんにも好評だったとのことでした。

また、正座が困難な外国の方にも、楽な姿勢で茶道を嗜んで頂けるようになりました。