木製にこだわった、バリアフリーキッチン 2017.10.07〈9891〉

2017.10.07

このキッチンコーナーは、広いリビングの端にあります。3帖に満たない広さ、1辺2m程の正方形の空間に合わせた、L型バリアフリーキッチンを造りました。リビングからは、丸見えになってしまうので、リビングのインテリアに合わせた、木製にこだわったキッチンです。

木製にこだわった、バリアフリーキッチン  2017.10.07 木製にこだわった、L型バリアフリーキッチンです。キッチンに置くものは、あえて扉で隠すのではなく、見える収納で対応することになりました(2014.04.23)


Image

カウンターは木製で、ゴム集成材を水性ウレタン塗装をしました。

シンクの深さは140mm程と浅くして、車いすで入ったときに、

シンクの底が膝が、ぶつからないようにしました。

水栓はタッチレス水栓で、吐水口先端に手をかざすと水が出てきます。

水栓の位置はできるだけ、手前に取り付けました。

Image

このキッチンの下部は、オープンになっています。

給水給湯配管を隠すために、可動式の板で半分だけ隠します。

漏水の点検が簡単にできるようにするためです。

排水トラップは薄型のものにし、排水管は左奥に寄せました。

Image

キッチン壁面の白いタイルは、イタリアから輸入したものです。

タイルの粗面仕上げの面白さを、引き立てるように、タイルの貼り方は、

縦の目地を半分ずつずらす、「2丁掛け」貼りにしました。

棚板の大きさや位置は、このタイルにぴったりと合わせました。

Image

IHコンロは、45cmの2口タイプです。隣りには電子レンジを置く予定です。

レンジフードは、掃除のしやすいノンフィルタータイプにして、

立ち上がらなくても操作できるよう、リモコンも用意しました。

Image

『扉で隠すのではなく、見える収納にしたい』とのご要望でした。

住まいてさんが、キッチンから離れた所からでも、どこに何があるのか、

ヘルパーさんに、お願いしやすくなるからです。

3段ある棚板の、下の棚板は固定とし、上と中の棚板は可動にしました。

棚板の入隅は曲線を持たせ、タイルの中に棚板レールを埋め込みました。

Image

キッチンの高さは、床から795mmです。キッチン下部は、

オープンになっていますが、この先、必要なワゴンを製作していきます。

Image

住みこなし方が上手な、住まいてさんですね。

こんなキッチンなら、リビングから丸見えになっても大丈夫です。

むしろ、キッチンが見えていた方が、楽しいリビングになりました。

たくさんの友人たちが訪れた際にも、喫茶店のようだと好評のようです。