バリアフリーリフォーム最初の一歩 - 「家への出入り」〈2014-0411〉

2017.08.24

住まいのバリアフリーリフォームが必要になったとき、最初に考えることは「家への出入り」です。戸建て住宅の場合、道路面と室内の床面の高さは、70cm以上あるのが一般的です。この段差の解決をし、門やアプローチ、玄関扉の形状なども考えていきます。

バリアフリーリフォーム最初の一歩 - 「家への出入り」 リビングの掃き出し窓につながる、弧を描くスロープです。たくさんの花や、池を散策するのも楽しそうです。


最初に、一番大きな選択があります。「玄関からの出入りにこだわる」か、

「掃き出し窓など、玄関以外の出入りでもいい」のかです。

● 玄関から入る

A.ポーチ階段+手すり(車いす: 歩いて:☆)

B.スロープ(車いす:★★ 歩いて:☆☆☆)

C.段差リフト(車いす:★★★ 歩いて:☆☆)

● 掃き出し窓から入る

D.階段型踏み台+手すり(車いす: 歩いて:☆)

E.スロープ(車いす:★★ 歩いて:☆☆☆)

F.段差リフト(車いす:★★★ 歩いて:☆☆)

G.つり下げリフト(車いす:★ 歩いて: )

A.玄関 : ポーチ階段+手すり

右半身に力が入りにくい方のお住まいです。玄関までの5段のポーチ階段の両側に、手すりを取り付けました。階段の勾配に合わせて斜めに下りてきた手すりを、水平に伸ばしておくと昇降しやすくなります。...

B.玄関 : スロープ

『細く長い路地を通り過ぎ、右に曲がる。外出先から家に帰ってくると、世界にひとつしかない、我が家が佇む。季節の花が咲き並ぶ、花壇の脇を半周回るように、玄関ポーチに続くスロープ。その先は、大勢の家族がいる...

C.玄関 : 段差リフト

車で通勤する車いすユーザーの方の住まいを造りました。玄関とカーポートは最短距離になるように平面計画をしました。カーポート面と室内の床面までの段差は30cmほど、玄関ポーチの床に段差リフトを埋め込み、こ...


このお住まいには、雨に濡れないで車の乗り降りができるように、カーポートを兼ねた玄関ポーチを造りました。その玄関ポーチから、この玄関室へと入ってきますが、上がり框には、40cmの段差があります。「段差リ...

D.掃き出し窓 : 階段+手すり

住まいづくりの仕事は、とても天気に左右されます。私は、常に明日の天気、この先1週間の天気を確認するようにしています。しかし、住まいてさんには、天気によって左右されない生活を送ってほしいと考えています。...

E.掃き出し窓 : スロープ

『車いすユーザーの主人のために、庭にスロープを作りたい』と、奥様からのご依頼でした。このお住まいに訪問し、私はこの庭を見て、奥さんの気持ちが伝わってきました。まるで、植木屋さんを年に何回も頼んでいるよ...

F.掃き出し窓 : 段差リフト

入母屋造りの重厚な和風建築のお住まいです。玄関には立派な式台があり、玄関土間から床までの高さは50cmほどあり、車いすでの出入りは困難でした。そこで、車いすユーザーが気軽に外出できるように、縁側の外に...


車いすでも気軽に外出できるように、出入り方法を考えました。このお住まいは道路面から1階の床面まで、1.5mもの高低差がありました。玄関ポーチには8段の階段があり、車いすでの玄関からの出入りは難しそうで...

G.掃き出し窓 : つり下げリフト

車いすを使うご主人のための出入り方法を考えました。一般的に車いすで段差を伴う出入りには、段差リフトを利用することが多いのですが、段差リフトを設置するためには、奥行きが1.50m以上必要になるので、庭に...