段差解消の最後の手段 - 車いすごとつり下げリフトで屋内に移動〈2014-0414〉

2005.10.26

車いすを使うご主人のための出入り方法を考えました。一般的に車いすで段差を伴う出入りには、段差リフトを利用することが多いのですが、段差リフトを設置するためには、奥行きが1.50m以上必要になるので、庭に十分な奥行きがないと設置できません。

このお住まいでも段差リフトを設置するのは困難でした。もうひとつのアイデアとして、つり下げ式のリフトを選びました。道路と寝室のベッド脇を、空中で移動します。

段差解消の最後の手段 - 車いすごとつり下げリフトで屋内に移動 2005.03.19


車いすごとリフト移動

道路上で、車いすに取り付けたフックに、ロープを掛けます車いすをブロック塀側に寄せます。車いすの車輪の片側は、道路側溝に敷設したグレーチングに乗っています。

この道路面から、向かう寝室の床面までの高さは90cm程、ブロック塀の高さ1m程あります。

車いすごとリフト移動

ブロック塀を跳び越え、寝室に向かいます。リフトの上下移動は、電動式でリモコンで操作します。左右の移動は電動ではなく、介助者が車いすを手で押します。

リフトは1本のポールで支えられていて、ポールの基礎は60cm立方のコンクリートです。

車いすごとリフト移動

寝室のベッド脇に到着しました。和室を寝室にバリアフリーリフォームしました。もちろん、寝室から道路側にも移動できます。実際に乗ってみると、こわく感じないものです。

乗り心地を確認するため、事前にメーカーにデモをお願いしました。つり下げ式のリフトは、電動車いすなど重量があるものは苦手です。