加齢の備えたマンションリフォーム〈2017-26〉

2014.07.17

数年ぶりにマンションリフォームをした住まいてさん宅を訪問しました。「居心地のよい住まい」の「家具(4) - 低めにして収納・間仕切り両立 -」のお宅です。

加齢の備えたマンションリフォーム 設計ミスのように見えてしまう、玄関土間の木製踏台(2005.08.12)


玄関コーナーです。シート貼りの玄関土間は幅は最低限にし、奥行きは少し大きくしておき、木製の踏み台を置きました。というのも、将来、住まいてさんが車いすを使うこととなったとき、この踏み台を外してスロープに置き換えるためです。「将来への準備」がバリアフリー住宅の隠れたポイントです。

Image

玄関からLDKを見ます。玄関収納を兼ねた多目的の収納家具です。大切な小物が飾ってありました。この家具は造り付けなのですが、家具自身が主張するのではなく、小物たちの背景となるようにデザインしました。

Image

収納家具の上には、ピクチャーレールを取り付けました。住まいてさんの作品の書や、版画が飾ってありました。壁の梁型を利用しました。

Image

LDKから寝室を見ます。これも多目的な収納家具です。上には液晶テレビ、両側面にはガス暖房機器と引き出し、左端の扉には布団が入っています。この家具がワンルームのLDKと寝室をゆるやかに区切ります。床はタイルカーペット敷き込みです。その上にござが敷いてあるのは、書を書くためだそうです。

キッチンは、コンパクトな造り付けの流し台と食器棚です。竣工して丸4年になるのですが、とてもきれいに使われていて感激しました。