まとめ(1)- リフォーム、使いやすさ優先で
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今月は、リフォーム全般の考え方についてまとめます。リフォームというと、室内をきれいにすることを考える人が多いようですが、それよりもまず、使い勝手をよくすることを考えてもらいたいと思います。そのためには依頼する前に、家族の日常生活での動きを再確認する必要があります。
居心地のよい住まい - 第46回 - 2001年9月05日 朝日新聞(東京本社版)夕刊マリオンから
2001.09.05
生活の中で何が大切なのか、必要なのか、不便なこと、困っていることを確認します。日々の生活のなかで、ストレスを感じないように、体力が消耗しないようにと考えます。生活の中で慣れてしまって、気づかなくなっていることも多いはずです。
その上で、インテリアとの関連や、工期、費用などを重ね合わせて考える必要があります。優先順位をつける必要があるでしょう。注意して欲しいのは、リフォームでは必ずしもすべてを直すことができないということです。住宅構造の変更がからむ問題だと、難しいか、あるいは非常に多額の費用がかかります。ですから、住宅を新築する際には、リフォームでできることとできないことを、建築家や大工さんにしっかりと聞いて、見極めることが大事でしょう。
高齢者の場合とくに、リフォーム工事をする時期は、寒い季節を避けることが基本です。例えば、浴室を工事するなら、その期間は入浴できなくなる上に、工事中はすきま風が入りやすくなります。また、大規模な工事なら、仮住まいが必要になりますが、仮住まいを見つけるのは、思ったよりも難しく、時間のかかるものです。
バリアフリーについては、さんざんこの連載で書いてきましたが、私自身はバリアフリーが前面に出てくるような家は好きになれません。むしろ、「何だか住みやすい。あっ、そうか、バリアフリーだったんだ」というように、隠れた存在であるべきだと思っています。
カテゴリー
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洗面室 - トイレとの壁取りスペース拡大
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台所(3)- 作業には狭い方がいい時も
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デッキ - 雨の日でも楽しい遊び場に
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台所(1)- 高齢者向けには使い勝手優先
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家具(4)- 低めにして収納・間仕切り両立
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階段(3)- 不要な廊下なるべくなくす
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トイレ(2)- 新築時は広いスペース確保を
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家具(2)- 移動できるキャスター付き活用
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介護保険3 -「段差ない床」今や常識
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階段(1)- 昇降機、足腰弱い高齢者向け
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兼用住宅(1)- 美容室と住宅水回りを接点に
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介護保険1 - 急増した手すりの設置
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